PG1マスターズチャンピオンの準優勝戦で中岡正彦選手がフライング!新罰則適用第1号となってしまう!
作成2023年5月9日

2023年度からグレードレースのフライングに対する罰則を見直すことが発表されていたが、ボートレース若松で行われたPG1マスターズチャンピオンで適用第1号が出てしまう。
5日目9Rの準優勝戦でフライングを犯してしまったのは中岡正彦選手!
中岡選手は今回のフライング事故によりF休み消化後から6ヶ月の間、PG1・G1・G2への斡旋が除外されてしまう。
第24回マスターズチャンピオンで新罰則適用第1号

2023年4月18日からボートレース若松で行われたPG1マスターズチャンピオンでフライングの新罰則適用第1号が出てしまった。
5日目の9Rは準優勝戦で安定板の使用がされるほどの荒天だったのだが、このレースでA1級の中岡正彦選手がフライングを犯してしまった。

- 1号艇:瓜生正義(A1級・福岡)
- 2号艇:森田俊介(A1級・滋賀)
- 3号艇:中岡正彦(A1級・香川)
- 4号艇:中澤和志(A1級・埼玉)
- 5号艇:松井繁(A1級・大阪)
- 6号艇:江口晃生(A1級・群馬)

レースは5号艇松井選手と6号艇江口選手がインを取り3号艇中岡選手と4号艇中澤選手はダッシュスタートを選択。
他の艇は準優勝戦ということもあり、ある程度余裕を持ってスタートラインに走らせたが3号艇中岡選手だけがフライングを犯してしまった。
ピットレポートでは「出足、行き足がいい」とコメントしていたので、強い追い風と相まって速度が出すぎてしまったのだろう。
このフライングにより中岡選手は今節では賞典除外となり、新罰則適用第1号となってしまった。
中岡選手が新罰則適用第1号になってしまったのは残念だ。
- PG1第24回マスターズチャンピオンで新罰則適用第1号が出てしまう
- 新罰則適用第1号はA1級ボートレーサーの中岡正彦選手
グレードレースにおけるフライングの新罰則の概要
レースの種類 | SG斡旋除外期間 | PG1/G1/G2斡旋除外期間 |
---|---|---|
SG優勝戦 | 2年間 | 1年間 |
SG準優勝戦 | 1年間 | 半年間 |
PG1/G1/G2優勝戦 | - | 1年間 |
PG1/G1/G2準優勝戦 | - | 半年間 |
日本モーターボート競走会は2023年3月23日に、グレードレースにおけるフライングの罰則強化を発表した。
この新罰則は2023年度から適用されるもので、スタート事故防止策の一環として行われるものだ。
新罰則が適用されるのはグレードレースの優勝戦と準優勝戦で、斡旋除外期間が今まで適用されていた罰則の2倍の期間に延びた。
もともとグレードレースのフライングによる罰則は厳しいとの声もあったが、グレードレースの準優勝戦や優勝戦でのフライングが横行していたことから罰則の強化がなされた。
フライングの罰則強化は厳しいものだがルール違反が横行するなら仕方がない。
- 2023年度からフライングの罰則が強化されている
- 罰則強化の内容は斡旋除外期間が従来の2倍になるというもの
新罰則適用第1号となった中岡選手のプロフィールとこれから
新罰則適用第1号となってしまった中岡選手について、プロフィールと罰則が適用された後にどうなるのかまとめてみた。
新罰則適用第1号となった中岡選手のプロフィー
- 登録番号:3849
- 生年月日:1977年10月18日
- 身長:166cm
- 体重:53kg
- 血液型:O型
- 支部:香川
- 出身地:愛媛県
- 登録期:78期
- 級別:A1級
中岡選手は1996年にデビューし、通算で80回も優勝しているトップレーサーの1人で過去にはSGの出走経験もある。
フライング回数は通算で29回で年に1回はフライングを犯している印象だが、G2以上での準優勝戦や優勝戦でのフライングは今回が初めてだ。
犯したフライングは+.01~+.04の範囲で、非常識なフライングというよりは攻めた結果、フライングになってしまうといった印象だ。
新罰則適用第1号となった中岡正彦選手のこれか

今回PG1マスターズチャンピオンでフライングを犯した中岡選手だが、フライングを犯したのが準優勝戦だったことから斡旋除外期間は半年間となる。
現在斡旋されている「第29回tvkカップ」の出走が終わった6月2日からF休みとして30日間の出走禁止期間が科される。
そののち斡旋除外期間となるので、7月3日から半年間はPG1・G1・G2への斡旋はされないだろう。
現在斡旋されているレースの中にはG1「開設69周年記念トーキョー・ベイ・カップ」があるが、こちらのレースの準優勝戦や優勝戦でフライングを犯した場合は除外期間が延びるので注意してほしい。
中岡選手は不運だったが今回のことで腐らずこれからも攻めたレースを魅せてほしい。
- 中岡選手はフライングを犯すことも多いが新罰則に適用されるレースでは今回が初めて
- 中岡選手に課される罰則はF休み後、半年間のPG1・G1・G2への斡旋除外
まとめ:PG1マスターズチャンピオンで新罰則適用第1号となってしまったのは中岡正彦選手
- 2023年度から始まるフライングの新罰則の適用第1号は中岡正彦選手
- PG1マスターズチャンピオンの5日目9Rの準優勝戦でフライング
- 中岡選手はF休み明けから半年間はPG1・G1・G2への斡旋が除外される
2023年のPG1マスターズチャンピオンでは中岡正彦選手が準優勝戦でフライングを犯して、新罰則適用第1号となってしまった。
新罰則は2023年度から適用されるもので、斡旋除外期間が従来の罰則の2倍になっている。
中岡選手はフライング休みが終了する7月3日から半年の間、PG1・G1・G2への斡旋がされなくなる。
中岡選手はフライングこそ多いものの罰則適用のグレードレースの準優勝戦や優勝戦でのフライングは今回が初めてだ。
今回のことは不運だが、これに腐らずこれからも魅力あるレースを見せてほしい。

- オーバークロック
- 神奈川出身のライター。パソコン一式を買い替えようとした資産を競艇予想サイトを使って増やそうとした結果、見事に悪徳競艇予想サイトに当たってしまいすべて溶かしてしまう。同じ被害者を出さないように今日も活動中。
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