レース中の事故により安否不明だった「金子龍介」選手が引退!養成所に入所した息子との親子レースは見れず!

ボートレース住之江で2021年8月27日に起きた事故から安否不明だった「金子龍介」選手が引退したことが判明した。 復帰を願うファンの気持ちもむなしく強豪レーサーが、また1人引退することになった。 息子の「金子龍斗」がボートレーサー養成所に入所したが、親子レースを見ることはかなわなかった。
作成2023年5月11日
兵庫支部の強豪レーサー「金子龍介」選手が引退

- 登録番号:3795
- 身長:164cm
- 血液型:A型
- 出身地:兵庫県
- 支部:兵庫
- 登録期:77期
- 通算優勝回数:60回
- 勝率:6.90
A1級として長らく活躍していた「金子龍介」選手が引退したことが判明した。 金子選手はSGに幾度となく出走し、通算優勝回数は60回というトップレーサーの一員だった。
一般戦では54回も優勝し、G3では5回、G1でも1度だけ優勝し、生涯獲得賞金額は7億4910万5142円だ。 SGでは2020年にボートレース大村で行われた「第67回ボートレースダービー」で優出し、6位という成績を残している。
SGに出走するだけでもすごいのに6位になったのはスゴイ成果だ!
- 金子龍介選手が引退したことが判明
- 金子選手はSGで6着、通算で60回も優勝しているトップレーサーの一員
金子龍介選手の引退の原因となったレース
金子選手が引退することになった原因は、2021年8月27日にボートレース住之江で起こった事故だ。

- 1号艇:須藤博倫(A1級・埼玉)
- 2号艇:金子龍介(A1級・兵庫)
- 3号艇:葛原大陽(A2級・徳島)
- 4号艇:高倉孝太(B1級・福井)
- 5号艇:大須賀友(A2級・愛知)
- 6号艇:川田正人(B1級・徳島)

スタート直後、1マークに向かう途中で6号艇がまくりを決めるためにイン側に寄せたのだが、イン側の艇がクラッシュしてしまう。 2号艇に乗っていた金子選手はクラッシュに巻き込まれなかったように見えたが、飛んできた艇に頭をぶつけられ1マークの途中で艇が止まってしまう。
レース自体は1号艇が勝利、2号艇金子選手がエンスト、3号艇、4号艇、5号艇が転覆、6号艇が妨害で失格となっている。

だが、日本モーターボート選手会の令和3年度の事業報告書の中の重症者一覧の中に、このレースで重傷を負った選手についての記載がある。 傷病は「脳内出血他」で療養中となっていて、その病状の重さが伺える。
ボートレースの性質上、事故は起こるものだがそれで引退になってしまうのは悲しい
- 2021年8月27日にボートレース住之江で起こった事故が引退の原因
- 事故により脳内出血を起こし、令和3年度の報告書では療養中となっていた
133期選手養成員として息子の金子龍斗がボートレーサー養成所に入所
2022年10月5日にボートレーサー養成所にて133期選手養成員の入所式が執り行われたが、その中には金子龍介選手の息子の金子龍斗の名前が載っている。 何事もなく卒業できれば2023年11月にはプロデビューする予定なのだが、デビュー前に金子選手が引退することになってしまった。
ファンが期待していた親子レースを見る機会は永遠に失われてしまったようだ。
金子龍斗にはぜひともボートレーサーになって金子選手のように活躍してほしい!
- 133期選手養成員として金子選手の息子の金子龍斗が入所
- 金子選手が引退したことによって親子レースを見る機会は失われた
まとめ:レース中の事故で療養中だった強豪レーサー「金子龍介」選手が引退!
- SGに幾度となく出走した強豪レーサー「金子龍介」選手が引退
- 引退の原因はレース中に飛んできた艇が頭にぶつかるという大事故
- 息子の金子龍斗が133期生としてボートレーサー養成所に入所
2023年4月に兵庫支部の強豪レーサーとして有名だった「金子龍介」選手が引退したことが判明した。 金子選手はSGにも幾度となく出走し、将来有望とされていたレーサーだったのだが、レース中の事故によって引退してしまった。
だが、金子選手の遺志は133期生としてボートレーサー養成所に入所した息子の金子龍斗が果たしてくれるだろう。 金子選手の果たせなかったSG優勝という夢を、金子龍斗には是非ともかなえてもらいたい!

- オーバークロック
- 神奈川出身のライター。パソコン一式を買い替えようとした資産を競艇予想サイトを使って増やそうとした結果、見事に悪徳競艇予想サイトに当たってしまいすべて溶かしてしまう。同じ被害者を出さないように今日も活動中。
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