【競艇選手】井口佳典のプロフィールや経歴を紹介！不正受給の件や奥さんも紹介！

井口佳典選手のプロフィール

• 【名前】井口 佳典（いぐち よしのり）
• 【登録番号】4024
• 【生年月日】1977年8月22日
• 【身長】167cm
• 【体重】53kg
• 【血液型】A型
• 【支部】三重
• 【出身地】三重県
• 【登録期】85期
• 【同期】湯川浩司、田村隆信、田口節子など
• 【級別】A1級

井口選手は1977年に生まれ、1999年11月17日にボートレース津にてデビューしている。 本栖研修所では、その優秀さからのちに銀河系軍団と呼ばれる85期の中でも2位の成績（勝率7.15）と、かなりの好成績を残し卒業したぞ！

その実力はデビューしても変わらず、デビューから4ヶ月後には初勝利を飾り、2002年後期のデビューからわずか5期目でA1まで上り詰めている。 その後のおよそ20年間、A1とB2に半期のみ降格することがあったが、それ以外は全てA1級をキープする85期を代表する実力者だ。

井口佳典選手の雰囲気が知れる動画が、サンテレビ「ボートの時間！」にて公開されているため、チェックしておくように！

井口佳典と競艇の出会い

• 【来歴】
• 三重県立松阪工業高校卒業
• 卒業後は競輪を目指す
• 練習中に骨折し競輪選手への道を諦める
• サラリーマンとして働く
• 競艇選手を目指し本栖研修所へ入所

井口選手は高校在学中、競輪選手を目指していたんだ。 しかし、練習中に腰を骨折してしまい競輪への道を断念する。

高校卒業後はサラリーマンとして働いていたものの、途中で競艇選手へと進路変更し、本栖研修所へ入所した。 詳しい心情の変化などは明らかになっていないが、競輪選手を目指したり、競艇選手を目指したりと公営競技が好きだったんだろうか？

実際にサラリーマン時代から競艇選手を目指してここまで上り詰めているため、競輪選手になったとしても結果は残していただろうな！

井口佳典のレース経歴

1999年にデビューして23年目を迎えようとしている井口選手だが、レースの経歴はどのようなものなのだろうか？ 水神祭が行われた主な経歴をまとめてみたぞ。

初勝利はデビューから4ヶ月後と比較的早かった。 元々、訓練生の時から優れた実績を残していたが、デビュー後の実戦でも物怖じすることなく結果を残している。 さらにデビュー3年後にA1級に昇格し、その後は約20年もの間に9割以上をA1級キープし続ける実力を持っており、SGも6回優勝経験があるぞ。

同期である85期の面々は田村隆信選手、湯川浩司選手、丸岡正典選手など屈指の実力者揃いだ。 しかし、その中でも現在最も良い成績（勝率、優出数、優勝数など）を残しており、ボートレース界を代表するレベルの選手と言えるだろう。

しかし、井口選手は不正受給問題（詳しくは後述）により、2021年4月から2ヶ月の斡旋停止処分を受けたようだ。 その2ヶ月の間に選考期間があるSGには出場できなくなるため、2021年5月のボートレースオールスターから2022年のボートレースメモリアルまでは出場停止となっている。

しかし、10月25日〜10月30日のボートレースダービーからは出場権があり、実際に出場予定となっているぞ。 久しぶりのSG復帰が楽しみだな！

• 井口選手は85期で銀河系軍団の中でもトップクラスの選手
• デビューから3年でA1級に上り詰め、そこから20年間近くほとんどA1級をキープしている
• 不正受給問題により約1年間SGに出場できなかったが、2022年10月から出場予定！

次に、井口選手のレースの特徴やクセを紹介する！

全盛期ほどスタートタイミングは早くない

井口選手は、元々スタートにかなり力を入れており、2018年の平均STは前期が0.11、後期が0.13と非常に早かった！ そのフライングを恐れない度胸を買われて、ファンからは「ブチ込み王子」とも言われており、そのスタートダッシュが印象的な人も多いのではないだろうか。

しかし、最近の平均STを見てみると、ここ4年くらいの平均STは0.15ほどになっている。

この数値はもちろん競艇選手の中ではトップクラスだが、A1級のなかで比較すると中の上程度だ。 そのため、昔と同じ印象でトップスタートからの全速戦と考えていると、展開予想が外れてしまう可能性もあるため要注意だな！

最近の得意コースは「5コースまくり」と「4コース差し」

樋口選手は5コースが上手いことでも知られているな。 コース別の成績を見ると、5コースからの3連対率の高さが際立つぞ。 直近6ヶ月でいうと、5コースからはまくりでの勝率が高い。 5-1-全（もしくは5=1-全）なんかで買っておくと良いかもしれないな。

さらに、直近6ヶ月のデータを見ると、4コースからの勝率が非常に高まっているぞ。 1着率が30.4%、2連対率が60.8%、3連対率が73.9%と、2コース出走時並みの3連対率を誇る。

ちなみに、峰竜太選手なんかも2コースよりもアウトコースである5コースの方が成績が良いタイプだな！

4コースから1着を取る時の決まり手は差しが多く、直近6ヶ月では4コースに23回出走し、1着数は7回、そのうち5回が差しとなっているぞ。

• 一時期平均STはかなり早かったが、直近3,4年はA1級の平均クラス
• 4コースから差しの1着と、5コースからの3連対率に注意

井口選手のSNSを調査してみたが、Twitter（ツイッター）とInstagram（インスタグラム）、YouTube（ユーチューブ）はアカウントが見つからなかった。 おそらくSNS系に関しては無関心なのだろう。

ファンとしては競艇選手のプライベートを垣間見れたりして嬉しいが、SNSを開設することでアンチコメントが来る可能性もある。 それによって心を病んでいる選手もいるし（最近では中村亮太選手が大変なことに…）、やらないというのも一つの手だな！

ここでは、井口選手の個人的なニュースについて紹介する！

コロナウイルスの持続化給付金を不正受給！？

2021年3月30日にボートレーサーの約1/8といえる211名が、コロナウイルス感染症拡大による持続化給付金を不正受給していたことが明らかになった。 これは業界に激震が走り、普段競艇に興味をあまり持たない人の耳にも入ったニュースではないだろうか。

不正受給者が211名と多かったため、誰がやったのか全員は暴かれていない。 しかし、不正受給を行なった選手はそれぞれ戒告や数ヶ月の斡旋停止処分を受けたため、ファンは斡旋状況を見ることで不正受給者を把握できたようだ。

そのうち、井口選手も不自然な2ヶ月の斡旋停止があり、不正受給をしていた可能性が高いことがわかっているぞ。 井口選手はA1級レーサーの中でもトップクラスの成績を残しているため、給付金のために不正を働いたことは、さぞファンにも衝撃が走っただろうな。

井口選手は三重支部のスターとも呼べる人で、85期の中でも三重支部の中でもトップクラスに君臨する実力者だ。 2017年の獲得賞金額は約1億3000万円で、年間獲得賞金ランキングの3位にランクインしている。（2018年は4位）

当時は、そんな彼がたかだか100万円程度の給付金を不正に申し込んだことが信じられないといった方が多いように思えたな。

しかし、2ヶ月斡旋停止に陥るもその後はしっかりとレースを勝ち抜き、A1級をキープしており、競艇へ対する姿勢は変わっていないようだ。 今年の10月からはボートレースダービーに出場するため、1年以上ぶりにSGの舞台に立っている井口選手を見るのが楽しみだな！ （コロナの持続化給付金問題についての詳細はこちらを見てほしい。）

井口佳典の嫁は井口真弓（新田真弓）元選手！

奥様は元競艇選手の井口真弓（旧姓：新田）さんだ。 真弓さんは三重支部の90期で、井口佳典選手よりも5期後輩。

真弓さんが研修所を卒業した時期に、三重支部の先輩である坂口巡選手が井口佳典選手に「飲み会せいや」と言い、開催された合同コンパで二人は出会っているぞ。 そこで井口佳典選手が真弓さんに一目惚れして、その後付き合ったようだ。

結構して2005年に第一子が生まれた時は、井口佳典選手は奥さんに家庭に入ってほしかったようだが、真弓さんはまだ競艇選手をやりたいということで毎日ケンカばかりだったとのこと。 そこで、井口佳典選手の方が競艇選手をやめて家庭に入る可能性もあったとのことだから驚きだな！

真弓さんは2005年に第一子を生んだあとも競艇を続け、2013年に引退した。 引退レースとなったのは2013年3月1日〜4日で開かれた「第1回ソニービジネスソリューションカップ」。

初日には、まさかの井口夫婦の直接対決が行われ、2号艇に井口佳典選手、4号艇に井口真弓元選手！ 結果は、井口佳典選手が1着となり、真弓元選手が転覆という残念な結果に…。

しかし、最終日の8Rに行われた真弓さんの引退レースでは無事1着を飾り、井口佳典選手は12Rで優勝を決めるという、引退に素晴らしい花を添えたレースとなった！

• 井口選手はコロナの給付金不正受給の疑いがある
• 奥さんは元競艇選手であり三重支部の後輩、井口真弓さん
• 真弓さんの引退レースでは、自分が優勝を飾ってみせた

• 井口選手は高校卒業後、サラリーマンを経て競艇選手になった
• 元々競輪選手を目指しており、今でもなりたいと思っている模様
• 現在はトップレーサーとして活躍しており、SGの優勝回数は6度
• 昔より平均STは遅くなっているが、相変わらず4,5コースのレースがうまい
• TwitterやInstagram、YouTubeといったSNSは行なっていない
• コロナの持続化給付金を不正受給した疑いがある
• 嫁は元競艇選手である井口真弓（旧姓：新田）さん

井口選手はサラリーマン時代を経て競艇選手になった選手であり、研修所の時から実力を発揮していた。 デビューしてからは飛躍的な成長を遂げ、トップ選手の仲間入りを果たしているぞ！

レースの癖や特徴としては平均STが昔よりも遅くなったことと、4,5コースからの勝率が高いことが挙げられる。

そんな競艇界で圧倒的な実力を見せてくれる井口選手は、コロナウイルスの持続化給付金不正受給のためか、2ヶ月斡旋停止となり、約1年間SGにも出られなかった。 しかし、2022年10月のボートレースダービーからは参戦予定のため、楽しみにしよう！ 以上、井口佳典選手のまとめだ。