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元競艇選手会長の「上瀧和則」選手が「F切ったら引退」宣言!しかしその後F発生!

佐賀支部に所属するベテランボートレーサー「上瀧和則」選手。
元競艇選手会長でもある上瀧選手が、フライング切ったら引退するとコメントを行った。
しかしなんとその数日後、上瀧選手はフライングを起こしてしまう事態に…。
これによって上瀧選手は引退をすることになってしまうのか、それともまだまだ現役で走り続けるのか。
今までの経歴や選手としての上瀧選手についても紹介していこう。

【8月9日速報!】上瀧和則のプロフィールが削除され引退!

2024年6月22日の選手コメントにて「F切ったら引退」と宣言し、その後まさかのフライングをしてしまった上瀧和則。

公式によるプロフィールは削除済み
公式によるプロフィールは削除済み

そんな上瀧和則の公式プロフィールが削除されていることが発覚した。
なんと宣言通り本当に引退してしまうというかなり潔い幕引きとなった。

今回の引退は、突然の引退ではなく宣言通りの引退となったわけだな。

7月3日にボートレース大村で行われた一般戦にてフライングをしてしまった上瀧和則だったが、その後7月14日に出走予定だったレース「ダイスポカップ争奪〜まくってちょ〜うだい〜」を欠場。

理由は病気のためと説明されていた
理由は病気のためと説明されていた

その後も欠場が続き、7月23日には入っていた斡旋が削除される結果に。
この斡旋削除を受け、いよいよ上瀧和則が引退するのではと噂が立った。

今回引退が発覚した上瀧和則
今回引退が発覚した上瀧和則

そしてその噂を裏付けるかのように、上瀧和則が引退届を提出していたことが8月9日に発覚した。

引退届けが出されたのは8月8日
引退するまでの生涯獲得賞金は約17億円となった。

長く活躍を続けた上瀧和則…最後までレーサーとしての矜持を感じられる選手だったな。

引退までの時系列整理してみた!

改めて今回の時系列を整理してみよう。

日時起きたこと
6月22日コメントにて「F切ったら引退」
7月3日F発生で途中帰郷
7月14日レース欠場
7月23日斡旋削除
8月8日引退届け提出
8月9日プロフィール削除

こうして見てみると、フライング後から約1ヶ月での引退とハイスピードな引退となった。
宣言があったのはそうだが、元々こうなることは覚悟はしていたのだろう。

上瀧和則引退を知ったネットの反応

今回の引退を受けて、世間がどのような反応をしているのかを見てみよう。

「昭和の競艇選手がまた一人去った。
容赦ないイン取りも、親子ほど年の離れたモンスター野中和夫に噛みついたのも彼の美学。上瀧和則37年間お疲れ様でした。」

「毎レース進入固定となった今では死語となったイン屋強烈な前付けカッコ良かった! お疲れ様でした!」

「また一人、私のボートレース青春時代を代表する選手が引退してしまいました。
寂しいけど時代の流れには逆らえませんね。
長い選手生活、また走る選手会長としてのご活躍、大変お疲れ様でした。」

Xで上瀧和則について調べてみると、引退を惜しむ声を多く発見することができた。
引退宣言を実際に行ったことについても、男らしいと称賛の声が多かった。

もともと人気の高かった上瀧和則。
ファンからすると急な引退ではあったものの、良い幕引きだったことに違いはないだろう。

ボートレーサーとしてだけでなく、選手会長としてもボートレースの歴史を作った選手じゃった。
さみしくなるのう。

息子である上瀧絢也選手もいる。
上瀧和則氏を今後も見かける機会はなにかしらあるかもしれないな。

上瀧和則選手が「F切ったら引退」と発言後即フライング

佐賀支部に所属するボートレーサー、上瀧和則選手。
そんな上瀧選手が、綺麗なフラグ回収を行ってしまった件について見ていこう。

フラグ回収されてしまったコメント
フラグ回収されてしまったコメント

2024年6月22日のボートレース平和島で行われた11R。
その日4Rを走り終わった上瀧和則選手は、そこでコメントを残した。

(4レース後)勝ったと思ったよ。
2マークは油断負け。
足は普通ぐらいかな、悪くはない。
昔は覚悟決めて伸び型で、まくり勝負してたけど、今はやらない。伸びないからね。
あと、Fを切ったら選手を辞めると心に誓っている。
準優とか優勝戦とかで「勝てる」と思ってのFなら仕方ないけど、関係ないところでFを切るのは集中力がなくなった証拠。
そうなったらみんなに迷惑かけるからね。その時は選手を辞める。
今はそういう気持ちでレースをしてるよ。

ふむ、覚悟を持ってレースに臨んでいることがよく分かるのう。

上瀧選手はスタートが非常に上手い選手としても有名だ。
その辺は本人も自信があったのだろう。

上瀧選手は「Fを切ったら選手を辞める」と発言したのだ。
集中力が無くなって皆に迷惑をかけるぐらいならば選手をやめる、というのが理由となっているようだ。
年齢的にも加齢がネックになってくる時期だろうしな。

それからしばらく経った7月3日。

F発生となってしまったレース
F発生となってしまったレース

ボートレース大村で行われた一般戦の8Rで、上瀧選手はフライングを起こしそのまま途中帰郷となった。
このレースでは上瀧選手は1号艇1コースと、これ以上ない配置だったものの「F.01」とほんの少し早めでフライング判定となってしまった。
F切ったら選手を辞める宣言の後だったため、なんとも言えない結果に終わってしまったな。

フライングではあるものの、まだまだ余裕はありそうじゃな。

ああ、正直FがあるといえどもF本数が多かったり、大幅なフライング等でなければまだ事故ともいえる。

しかしこうして実際にFを切ってしまったわけだが、引退はありえるのだろうか?
上瀧選手といえば数々の実績を残してきた選手であり、近年まさかの大復活を果たした選手。
だが年齢的には60歳も近づいているため、本当に引退したとしてもおかしくはない年齢なのも確かだ。
個人的にはもっと長く走って欲しい選手なのだが、どうなっていくのだろうか?

折角復活したのだから、すぐ引退は勿体なく感じてしまうな。

上瀧和則選手はどんな選手?

続いて上瀧和則選手のプロフィールを見ていこう。

まだまだ強い上瀧和則選手
まだまだ強い上瀧和則選手

佐賀支部に所属している上瀧和則選手は、登録期が60期とかなりのベテランレーサー。
全盛期は徹底したイン取り冷酷なまでのレース内容から「非情のワイルドボーイ」と呼ばれていた。
師匠は大村のかつての大エース、古川文雄さんだ。

  • 登録番号:3307
  • 生年月日:1968/05/20
  • 身長:165cm
  • 体重:53kg
  • 血液型:A型
  • 支部:佐賀
  • 出身地:佐賀県
  • 登録期:60期
  • 級別:A2級

今でこそA2級の選手ではあるが、過去にはSG優勝経験も3度と大きな舞台での活躍も経験済みとなっている。

  • 1998年:グランドチャンピオンシップ
  • 2004年:ボートレースオールスター
  • 2005年:チャレンジカップ

時期的には約20年前頃が全盛期といったところ。
2011年以降は、日本モーターボート選手会の副会長に就任したため斡旋を辞退し、翌年の2012年には選手会長に就任
ここからしばらくの間前線からは身を引くこととなった。

ここからは年単位で走らない年の方が多かったのう。

通例として、選手会長に就任した選手はレースには出走しない。
しかし2014年8月14日、なんと上瀧選手は選手会長のままボートレースからつで行われたレースに出走
約3年半ぶりに前線で走るという前代未聞の伝説を打ち立てた。
そこからは再び選手会長としての活動をしていたのだが、2020年の選手会長選挙で「非常勤の会長」を宣言。
以降、選手会長の席に付きながらも少しずつ前線に復帰を果たし、会長のまま現役で走るレーサーとなった。

2022年1月には史上初となる会長の優勝という記録も打ち立て、その後は選手会長への立候補も行わなかった。
この優勝を皮切りに、完全に復帰することを決めたのだろう。
実際復帰後は長年レースから離れていたブランクがありながらも、すぐにA1級に再度到達したりなどあまり衰えを感じさせない走りをしていた。

実践からは長らく離れていたはずなのだがな。

身体に染み付いていたのかもしれないのう。

また現在は息子である上瀧絢也選手もボートレーサーとして成長中だ。
親子レーサーならば、いずれ親子対決なんかも見てみたいのでそういった意味でも上瀧和則選手にはまだまだ頑張ってほしい。

まとめ!上瀧和則選手がFしない宣言の後にフライング!引退もあり得る?

というわけで今回は「上瀧選手」選手のフラグ回収についての話を解説させていただいた。
最後に改めて今回の件をまとめてみよう。

  • 上瀧和則選手は長年ボートレース界を支えてきた選手
  • 上瀧和則選手が「F切ったら引退する」と宣言していた
  • 宣言後にフライングを出してしまったため引退が不安視されている
  • 上瀧和則選手の息子である上瀧絢也選手もボートレーサーとして成長中

今回の件はボートレース平和島のコメントから始まった流れだ。
本当に引退するのかどうかは分からないが、どうなるにせよ今後の動向を見ていきたい。

歴史を作ってきた選手…やはり引退はしないで欲しいのう。

個人的に引退はなさそうだと思うが…。

西条
西条
41歳。九州生まれで若い頃から競艇とは馴染み深い関係。見かけによらず正義感が強く、悪質な競艇予想サイトを世の中から一掃して、純粋に競艇を楽しめる人を増やしたい。そのために、同じポリシーの仲間を集めて暴露競艇を立ち上げた。

掲載の内容はあくまでもライター独自の見解であり、その正確性・再現性を当サイトでは保証いたしかねます。

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