【裏話】競艇の迷惑客・迷惑行為まとめ！観客の暴動で児島競艇場のSGレース開催停止？！

競艇（ボートレース）の迷惑客・迷惑行為で、まず挙げられるのが児島競艇場（ボートレース児島）の事件だ。昭和43年に起こった古い事件だが、観客が暴れたという事件。

この事件でSGレースの中止も余儀なくされた。

事件では本命艇が4着以下となり、予想を的中できなかった観客が暴走。

ガラスを壊したり管理室に乱入をする騒動となった。さらに、主催者である倉敷市はこのままではダメだと、観客に現金を支給した。

現金支給は競走法違反となり業界初となる1ヶ月の開催停止命令が下され、初開催予定だったSGレースも中止が余儀なくされた。

開催停止命令は1963年（昭和43年）10月4日〜11月3日。

観客に現金支給していたのは児島競艇場（ボートレース児島）だけではなく、唐津競艇場（ボートレース唐津）でも起きていたことも明らかになっている。

しかも、驚くことに現金で騒動を抑えることは昭和当時では当たり前の出来事だったそうだ。

現在は観客が暴れれば即逮捕の時代であるため、このような騒動が起きることはなさそうだ。

続いて紹介するのは、競艇（ボートレース）職員が舟券を購入したという迷惑行為。

競艇（ボートレース）では競艇関係者が舟券を購入してはいけないというルールがある。

しかし、江戸川競艇場（ボートレース江戸川）の関係者幹部が昭和57年から昭和59年の2年間、舟券を購入していたのだ。

購入した関係者幹部は舟券関係者の幹部。

しかも、舟券発売が締め切られた後に職員に指示して購入したという。

1度に購入した舟券は5万円から20万円。

2年間に約2200万円が不正に支払われていたのだ。

このような行為は競艇（ボートレース）を楽しむファンを裏切る行為にあたる。

通常、舟券を関係者が購入するとバレてしまいそうだが、今回のように舟券予想締め切り後レースの途中で舟券を追加購入。

まさにやりたい放題だ。本来100倍のオッズが出ていても、関係者幹部が当たりの舟券を購入することで90倍のオッズに変わってしまう可能性もある。

舟券を購入していた関係者幹部の言い訳めいたコメントは以下の通り。

続いては、大村競艇場（ボートレース大村）で起きた大迷惑事故について紹介する。

2021年6月に大村競艇場（ボートレース大村）のレースでは4艇が絡む事故が起きた。

2号艇が振り込み後続艇が続々と乗り上げる事故。

レースの様子はYouTube動画に投稿されているが、非常に危険だ。SNSでは選手の様子を気に掛けるコメントも投稿されている。

ここまで、競艇（ボートレース）の迷惑客・迷惑行為についてまとめた。

紹介した事件はほとんど昭和時代の出来事だが、令和になった現代でも他艇が絡む迷惑大事故は起こっている。

競艇（ボートレース）はギャンブルだが、真剣に楽しもうとしているファンのために、今後も迷惑行為が起こらないように最善の注意を払って欲しいものだ。