ボートレース宮島で開催されたルーキーシリーズでフライングが大量発生!節間9本はルーキーシリーズワースト記録に並ぶ!

ボートレース宮島で開催されたルーキーシリーズでフライングが大量発生!節間9本はルーキーシリーズワースト記録に並ぶ!

2023年3月26日からボートレース宮島で開催された「ルーキーシリーズ第6戦第8回スカパー!・JLC杯」でフライングが大量発生! 節間9本はルーキーシリーズワースト記録に並び、不名誉な記録がまた1つ生まれてしまった。

今回でF2となってしまった選手は3人、非常識なフライングは1人発生という事態になった。

ボートレース宮島で開催されたルーキーシリーズ第6戦でフライングが大量発生!

2023年3月26日にボートレース宮島で「ルーキーシリーズ第6戦第8回スカパー!・JLC杯」が開催された。 ルーキーシリーズはデビュー6年未満の選手やオーバーエイジ枠に選出された選手が参戦する、一般戦で1年間に24節が開催されている。

今回開催されたルーキーシリーズ第6戦ではフライングが9本と大量発生してしまい、あわやシリーズ最低記録を更新する寸前まで行ってしまった。

ボートレースではスタートダッシュが大事とはいえ、フライングは良くないな

  • 2023年3月26日にボートレース宮島でルーキーシリーズの第6戦が開催
  • 今節では節間9本のフライングがありルーキーシリーズ過去最低に並ぶ

今節でフライングを犯してしまった選手たち

  • 本村大選手:A2級
  • 藤本元輝選手:B1級
  • 安河内健選手:A1級
  • 仲亮太選手:A1級
  • 小坂風太選手:B1級
  • 大原祥昌選手:B1級
  • 田頭虎親選手:B1級
  • 中村将貴選手:B1級
  • 河野主樹選手:B1級

今節でフライングを犯してしまった選手は上記の9選手で、このフライング数はルーキーシリーズでもワーストに並ぶ本数だ。 2021年8月22日にボートレース浜名湖で開催された「ルーキーシリーズ第13戦スカパー!・JLC杯」で今節と同数の9本のフライングが確認されている。

元々ルーキーシリーズは荒れやすいレースとしても有名で、フライングの本数も他のレースに比べると多いと言われている。 藤本選手、大原選手、河野選手はF1持ちで、田頭選手は非常識なフライングを犯してしまっている。

B1級の選手だけでなくA級の選手もフライングを犯していることから、ボートレースにおいてスタートがどれだけ重要かがわかるだろう。 今節でフライングを犯した9選手は斡旋されているレースを消化後にフライング休みに突入するはずだ。

非常識なフライングの罰則が変更されたから田頭選手は最終日までレースに参加したぞ

  • 今節では9選手がそれぞれ1回ずつフライングを犯している
  • F1持ちの選手は3人いて、非常識なフライングも1選手が犯している

3選手がフライングを犯してしまった4日目第3レース

今節で1レース中に大量にフライングが発生したレースがあった。 それは4日目の第3レースで、実に1レース中にフライングを犯した選手が3人も出てしまったのだ。

4日目第3レースの出走表
4日目第3レースの出走表
  • 1号艇:小坂風太選手(B1級・福井)
  • 2号艇:大原祥昌選手(B1級・広島)
  • 3号艇:田頭虎親選手(B1級・香川)
  • 4号艇:中村日向選手(A1級・香川)
  • 5号艇:村松栄太選手(B2級・広島)
  • 6号艇:品川二千翔選手(B1級・山口)
3艇のフライングが発生し3連複と拡連複は不成立に
3艇のフライングが発生し3連複と拡連複は不成立に

このレースでは1号艇小坂選手、2号艇大原選手、3号艇田頭選手がフライングを犯し、残りの3艇でレースを行うことになってしまった。 インコースの3艇がフライングで返還艇となってしまったのでオッズは滅茶苦茶になり、3連複や拡連複は不成立となってしまった。

結果は「4-6-5」で、この舟券は本来は134.2倍のオッズだったが、返還艇の影響で1.9倍にまでオッズが下降してしまった。

締め切り時のオッズでは4-6-5は134.2倍だった
締め切り時のオッズでは4-6-5は134.2倍だった

フライングがなくこの買い目が成立していれば万舟だったのか……。

  • 4日目第3レースでは3艇がフライングを犯す
  • オッズ134.2倍の舟券が返還艇の影響で1.9倍にまでオッズが下降する

3艇のフライングは珍しくなく過去には6艇フライングのレースもある

全艇がフライングになると全ての券種が不成立となる
全艇がフライングになると全ての券種が不成立となる

今回のルーキーシリーズではシリーズワーストタイの9本のフライングが記録されてしまったが、ボートレースではあまり珍しい記録とも言えない。 2021年8月開催のルーキーシリーズでは今回と同数の9本のフライングが記録され、最終日の第1レースでは4艇がフライングを犯したために3連単不成立という結果になっている。

ルーキーシリーズ以外では、2000年にボートレース浜名湖で節間16本のフライングが、1998年にボートレース大村で節間14本のフライングが記録されている。 特にボートレース大村のレースでは6艇フライングのレースが2回も発生している。

この他にも近年では2021年のG1浜名湖賞でA1級選手6艇がフライングをして、レース不成立になるということもあった。

スピードを求める以上、ボートレースとフライングは切っても切れない関係なんだ。

  • 今回発生した1レース中に3艇同時フライングはボートレースでは珍しくない
  • 過去には6艇フライングのレースも多く発生している

まとめ:ルーキーシリーズで過去最多タイのフライングが発生も、ボートレースではフライングはある程度仕方がない

今節では過去最多と同じ本数の9本のフライングが発生してしまった。 フライングが発生すると、フライングを犯した選手に絡む舟券は返還対象となる関係でオッズにも大きな影響が出てしまう。

だが、0.1秒を争うボートレースではフライングは速さを求めた結果であるのである程度は仕方のないことなのかもしれない。

  • 2023年3月26日開催のルーキーシリーズでワースト記録タイの9本のフライングが発生
  • フライングが発生したレースでは返還艇の影響でオッズが下降している
  • ボートレースでは節間16本のフライングが発生しているレースもある

フライングを軽視はできないが、それを恐れて中途半端なレースを見せられるのも嫌だろう。

オーバークロック
オーバークロック
神奈川出身のライター。パソコン一式を買い替えようとした資産を競艇予想サイトを使って増やそうとした結果、見事に悪徳競艇予想サイトに当たってしまいすべて溶かしてしまう。同じ被害者を出さないように今日も活動中。

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