クラシックバレエから転身してきた異色のボートレーサー「赤井星璃菜」選手!結婚後は勝率も上がってますます好調!
作成2023年5月17日
123期の女子ボートレーサー「赤井星璃菜」(あかい せりな)選手を紹介!
デビュー1年目で内規違反を犯し即刻帰郷処分を受けた赤井選手だが、2021年に同期の眞鳥康太選手と結婚!
TwitterとInstagramで投稿していて、レースに関することや愛兎のぷー子などプライベートに関わることを投稿することも!
クラシックバレエから転身した赤井選手の得意コースは1コース!
赤井星璃菜選手のプロフィール
- 登録番号:5052
- 生年月日:1995年5月13日
- 身長:164cm
- 体重:50kg
- 血液型:B型
- 支部:大阪
- 出身地:大阪
- 登録期:123期
- 級別:B2級
123期の女子ボートレーサー「赤井星璃菜」選手を紹介しよう。
赤井選手の星璃菜という名前は、車好きの父親がスポーツ車「セリカ」とF1レーサーだった「アイルトン・セナ」から名付けたらしい。
かくいう赤井選手も車は好きで、趣味の1つはドライブらしい。
幼少期から活発だった赤井選手は、様々な習い事をしていたがどれも途中で投げ出していたらしく、唯一クラシックバレエだけは4歳から続けていたそうだ。
20歳の時に自力でイタリアのバレエ団と交渉し、プロを目指したそうだがビザの関係で3ヶ月で帰国することに。
イタリア滞在中に読んだ漫画「モンキーターン」でボートレースのことを知り、帰国後はボートレーサーを目指すことにしたそうだ。
養成所には1度目の受験では失敗、2度目の受験で合格したが、バレエでつけた筋肉を落とすのが大変だったそうだ。
【赤井星璃菜選手の同期選手】
- 眞鳥康太選手
- 眞鳥章太選手
- 西岡成美選手
- 上田紗奈選手
- 山崎小葉音選手
足先の力やバランス感覚などバレエとボートレースには共通点も多い。
- 赤井選手は幼少期からクラシックバレエを続けていた
- ボートレーサーを目指すきっかけは漫画「モンキーターン」
赤井星璃菜選手の経歴
ボートレーサーになって4年以上が経つ赤井選手だが、デビュー戦や水神祭を行ったレースを紹介していこう。
赤井選手のデビュー
2018年11月3日からボートレース住之江で開催された一般戦「デイリースポーツ杯争奪 2018サザンカップ」が赤井選手のデビュー戦だ。
このレースはA級、B級入り混じる男女混合戦で赤井選手のデビューレースにもA2級の選手とB1級の選手が出走していた。
- 1号艇:坂東満(B1級・静岡)
- 2号艇:大澤大夢(A2級・埼玉)
- 3号艇:渡辺千草(A2級・東京)
- 4号艇:大西隆洋(B1級・香川)
- 5号艇:豊田光紀(B1級・福井)
- 6号艇:赤井星璃菜(B2級・大阪)
赤井選手のデビュー戦となったこのレースではベテランが多く、特に2号艇大澤選手と3号艇渡辺選手がA2級ということで人気を集めた。
結果は2-3-4で赤井選手は6着に終わった。
赤井選手の初勝利
2020年12月29日にボートレース下関で行われていた一般戦「2020Final BOAT Boyカップ」の最終日2Rが赤井選手の初勝利戦だ。
- 1号艇:赤井星璃菜(B2級・大阪)
- 2号艇:石田豪(B1級・広島)
- 3号艇:中島浩哉(B1級・長崎)
- 4号艇:片岡大地(B1級・東京)
- 5号艇:松本真広(B2級・福岡)
- 6号艇:池田なな(B2級・大阪)
このレースでは赤井選手が珍しく1号艇に乗っていて、6号艇には大阪支部の後輩である池田選手も出走していた。
赤井選手はこの時点では1号艇に数回しか乗ったことがなく、かなり緊張していたようだ。
レース展開としては6号艇池田選手がスタート直後の1マークで勝負を仕掛けるも、1号艇赤井選手が素早いターンで逃げをかます。
そのまま赤井選手は逃げに徹し、1着でゴールした。
この時、赤井選手は緊張からか周りが見えておらず、1マークの時点では6号艇の接近に気づかなかったそうだ。
2周目に入った時に6号艇の緑色が目に入り、なぜこんな近くに緑が!?と驚いたとか。
結果は1-2-6で赤井選手は初勝利を無事ファンに届けられた。
6号艇池田選手が3着に入ったおかげで払戻金も10,920円と万舟をファンに届ける形になった。
レース終了後に水神祭が執り行われたが、下関とはいえ年末の夜に行われたので赤井選手はかなり寒がって震えていた。
勝利レースの記念に執り行う水神祭だが真冬に行うのはかなり寒そうだぞ。
- 赤井選手のデビュー戦はボートレース住之江で行われ結果は6着
- 初勝利戦はボートレース下関で2020年の年末だった
赤井選手の得意コースを期別成績とコース別成績から考察
赤井選手はデビューから4期の間は1着がとれなかったが、初勝利後は定期的に1着を取り勝率も上がってきている。
成績の詳細は期別成績から、得意コースはコース別成績から考察してみよう。
赤井選手の期別成
- 勝率:2.22
- 2連対率:8.10%
- 3連対率:13.51%
- 出走回数:37回
- 平均ST:0.20
- フライング回数:2回
- 1着:2.7%(1回)
- 2着:5.4%(2回)
- 3着:5.4%(2回)
- 4着:2.7%(1回)
- 5着:32.4%(12回)
- 6着:43.2%(16回)
2023年前期の期別成績はこのようになっているが、2回フライングを犯した影響で出走回数が少なくなっている。
それでも1着を取っているあたりは流石だが、赤井選手はフライング回数やレース途中で帰郷することが多い印象だ。
平均STは2022年後期では0.16だったことから、フライングによる出走禁止期間で勘が鈍った影響かもしれない。
赤井選手のコース別成
コース名 | 進入率 | 平均ST | 3連対率 |
---|---|---|---|
1コース | 16.2% | 0.18 | 50.0% |
2コース | 18.9% | 0.19 | 0.0% |
3コース | 13.5% | 0.19 | 0.0% |
4コース | 8.1% | 0.19 | 66.7% |
5コース | 13.5% | 0.20 | 0.0% |
6コース | 29.7% | 0.23 | 0.0% |
コース別の成績で見てみると赤井選手の得意コースははっきりしていて、1コースが大得意のようだ。
逆に6コースはかなり苦手なようで、通算で見ても6コースに入った時には1着はおろか3連対に入ることも稀だ。
1コースに入った時には他のコースと比べても3倍以上も1着になっているし3連対率も飛びぬけた成績をもっている。
4コースは3連対率でみてみると3コースよりも成績が良いのだが、1着数でみると3コースの方がよいのでやはりインコースのほうが得意なのだろう。
赤井選手に投票するのなら1号艇に乗っているときにするのがいいぞ!
- 期別成績ではフライング回数や途中帰郷による出走数の少なさが目立つ
- コース別成績では1コースやインコースの成績が際立つ
赤井選手のやっているSNSはTwitterとInstagram
赤井選手はボートレース養成所を卒業して2日後には専用のTwitterアカウントを開設。
ツイートはレース関係のものが多めだが、プライベートに言及するものや愛兎のぷーちゃんに関するツイートも多い。
Instagramでは写真の投稿になるので、レース関係のものよりもぷーちゃんの投稿が多く、赤井選手が動物好きなことがよくわかる。
レース関係だとヘルメットやカッパ、Tシャツなど普段は見られないがレース中に愛用しているものの写真が載ることもある。
SNSをやっていない選手もいる中、2つも更新を続けるのはスゴイ!
- 赤井選手はTwitterとInstagramの両方をやっている
- 投稿はレース関係だけでなくプライベートに関することも多い
赤井選手が経験した悪い出来事と言い出来事
ボートレーサーになってから赤井選手にはいろんな出来事が訪れた。
ボートレーサーとして赤井選手に訪れた悪い出来事と、赤井選手に個人的に起きた良い出来事をまとめてみた。
フライングに気づかずに3周してしまい即刻帰郷になった赤井選手
2019年8月25日にボートレース津で開催されていたG3「津オールレディース マクール杯」の4日目1Rに事件が起こった。
このレースでは5号艇に乗っていた赤井選手だが、+.01でフライングを犯してしまった。
赤井選手は表示板が目に入らなかったのか、フライングに気づかずにレースを3周走り切ってしまった。
ボートレースではフライングした選手は速やかにピットに戻らなければならないというルールがあり、赤井選手は内規違反として即刻帰郷することになった。
同期の眞鳥康太選手と結婚した赤井選
2021年8月8日に赤井選手は同期の眞鳥康太選手と結婚している。
これはTwitterで報告されていて、以降は2人でいる写真や眞鳥選手に関するツイートも確認できる。
眞鳥選手は同期に双子ではない実弟の眞鳥翔太選手がいるという珍しい選手で、赤井選手とは支部が違うのだが結婚後も2人は支部を変えずにボートレーサーを続けている。
眞鳥選手の趣味は釣りで、その影響で赤井選手も釣りを始めたり、温泉やドライブ好きの赤井選手と一緒に眞鳥選手も温泉旅行に行くなど仲を深めている。
ボートレーサー同士で結婚すると悩みや喜びを分かち合えるだろうな
- 悪い出来事はフライングに気づかずに即刻帰郷になってしまったこと
- 良い出来事は同期の眞鳥選手と結婚したこと
まとめ:眞鳥選手と結婚してから赤井選手は成績も向上し1コースでの勝率が良い!
- 123期の赤井星璃菜選手はクラシックバレエからボートレーサーに転身した
- デビュー戦は6着に終わり初勝利戦では1号艇で逃げを決めている
- 得意コースは1コースで1着数、3連対率が飛びぬけて良い
- SNSでは愛兎のぷーちゃんや結婚した眞鳥選手について投稿することもある
今回紹介したのは123期の女子ボートレーサー「赤井星璃菜」選手だ。
赤井選手はクラシックバレエから転身したボートレーサーで、車好きの父親に名付けられた通り本人もドライブが趣味だ。
デビュー戦など戦績はあまりパッとしないが、1コースでの成績はよく1号艇に乗っているときには応援のし甲斐があるだろう。
SNSでは愛兎のぷーちゃんの写真を載せるなど、プライベートを垣間見ることができる。
同期の眞鳥康太選手と結婚しており、結婚後は勝率などが上がっているので良いモチベーションになっているのかもしれない。
フライングや途中帰郷の多い選手だが、スタートがしっかり決まれば応援したくなる選手の1人になるだろう。
- オーバークロック
- 神奈川出身のライター。パソコン一式を買い替えようとした資産を競艇予想サイトを使って増やそうとした結果、見事に悪徳競艇予想サイトに当たってしまいすべて溶かしてしまう。同じ被害者を出さないように今日も活動中。
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