バレー選手?雀荘経営者?いいえ、女子ボートレーサー「吉田彩乃」選手の紹介です!

バレー選手?雀荘経営者?いいえ、女子ボートレーサー「吉田彩乃」選手の紹介です!

バレーボール、麻雀など各業界に同姓同名の有名人がいますが、ボートレース界の「吉田彩乃」選手を紹介するぞ! 実家はトレーニングジムを経営していて、趣味は御朱印集めと少し特殊な吉田選手はB1級に上がってから徐々に成績を上げてきている。

B1昇格、準優選出と目標を一つ一つ叶えている吉田選手を徹底的に解説していくぞ!

静岡出身女子ボートレーサー「吉田彩乃」選手のプロフィール

126期女子ボートレーサー吉田彩乃選手
  • 登録番号:5140
  • 生年月日:2000年9月22日
  • 身長:157cm
  • 体重:52kg
  • 血液型:B型
  • 支部:静岡
  • 出身地:静岡県
  • 登録期:126期
  • 級別:B1級

静岡出身の女性ボートレーサーである吉田彩乃選手は中学生の時にボートレーサーを夢見たそうだ。 幼少期にボートレーサーを目指す人が多いが、やはり吉田選手も父親の勧めからボートレーサーを目指したらしいぞ。

とはいえ、父親の言葉は「ボートレーサーは稼げるよ」というもので、やはり他の選手とは一味違う感じがひしひしするぞ。 小学校から高校までバスケットをやっていた吉田選手の趣味の1つは漫画を読むことで、バスケもスラムダンクを読んだ影響で始めたそうだ。 ボートレース養成所には一発で合格しているあたり、基礎的な能力の高さがうかがえるぞ。

実家は祖父の代からトレーニングジムを経営していて、ガタイの良い人を見ると懐かしくなるとか。

  • 吉田彩乃選手の同期選手
  • 中尾彩香選手
  • 山下大輝選手
  • 野田彩加選手
  • 常住蓮選手
  • 山口真喜子選手

確かにボートレーサーは稼げる職業の一つだ

モーター交換時期に記念のレースが絡む吉田彩乃選手の経歴

吉田選手のデビュー戦は2020年5月1日で、初勝利戦は2021年12月20日だった。 デビュー戦のボートレース浜名湖は4月に、初勝利戦のボートレース常滑は12月にモーターを交換していて、交換直後に両方のレースを走っていることになる。

ボートレースでは年に1度必ずモーターを交換するとはいえ、記念になるレースでここまで重なるのは珍しいかもしれないな。

デビュー戦は企画レース

吉田選手のデビュー戦はボートレース浜名湖の企画レースの一種でランチタイム戦と呼ばれるものだ。 これは1号艇にA級選手を、それ以外の艇にB級選手を乗せるというもので、1号艇の勝率が非常高いレースだ。

デビュー戦はA級が1号艇に乗る企画レース
デビュー戦はA級が1号艇に乗る企画レース
  • 1号艇:横澤剛治(A1級・静岡)
  • 2号艇:長野道臣(B1級・静岡)
  • 3号艇:渡邊哲也(B1級・静岡)
  • 4号艇:石原翼(B1級・静岡)
  • 5号艇:野中義生(B1級・静岡)
  • 6号艇:吉田彩乃(B2級・静岡)
デビュー戦の結果は残念ながら6着
デビュー戦の結果は残念ながら6着

A1級の横澤選手はもちろんのこと、このレースに出場している選手は吉田選手を除き勝率が高い。 ボートレース浜名湖ではモーターを交換したばかりで、経験、地力共に劣っている吉田選手の勝ち筋は少ない。

当然のことのように結果は「1-4-5」で吉田選手は6着だった。 スタートはほぼ横一線だったが、やはり地力の差は大きかったのだろう。

初勝利戦はデビュー178走目と同期に比べて少し遅め

2021年12月20日にボートレース常滑で開催された一般戦、創業100年印刷の誠進社杯の5Rが吉田選手の初勝利戦となった。

初勝利戦は5号艇に乗っている吉田選手
初勝利戦は5号艇に乗っている吉田選手
  • 1号艇:後藤美翼(B1級・東京)
  • 2号艇:宮本紀美(B1級・東京)
  • 3号艇:中川りな(A2級・福岡)
  • 4号艇:武藤綾子(B1級・福岡)
  • 5号艇:吉田彩乃(B2級・静岡)
  • 6号艇:刑部亜里紗(B2級・静岡)
見事に勝ち切りファンに万舟を届けた
見事に勝ち切りファンに万舟を届けた

こちらのレースは企画戦というわけではないのだが、東京、福岡、静岡から2人ずつの女子レーサーが出場したレースとなった。 勝率で言えば3号艇の中川選手が抜きんでているが、吉田選手、刑部選手を除いた選手の勝率もそれなりに高い。

スタート展示では4号艇武藤選手、5号艇吉田選手、6号艇刑部選手がフライングしていたが結果はどうだろうか。 結果は「5-1-3」で吉田選手は2着の後藤選手を1秒以上引き離してのゴールとなった。

当時の吉田選手の勝率は1.40だったのでオッズも高く、325.1倍という倍率で投票者は万舟を獲得することになったぞ。 水神祭で水面に落とされた吉田選手は冬だったので水が冷たかったとインタビューで答えていた。

モーター交換直後はデータがないので賭けるほうも走る方も難しいのだ

吉田彩乃選手の得意コースと不得意コース

水神祭後に勝率が跳ね上がっている
水神祭後に勝率が跳ね上がっている

水神祭前の2022年前期と水神祭後の2023年前期を比べると勝率に2倍近い差がある吉田選手だが、得意なコースはあるのだろうか。 コース別の成績や期別成績を見ながら得意コースや、苦手な艇番について解説しよう。

期別成績から見る吉田選手の実力

2023年前期の吉田選手の成績
2023年前期の吉田選手の成績
  • 勝率:3.01
  • 2連対率:14.80%
  • 3連対率:21.27%
  • 出走回数:94回
  • 平均ST:0.20
  • フライング回数:1回
  • 1着:5.3%(5回)
  • 2着:9.6%(9回)
  • 3着:6.4%(6回)
  • 4着:9.6%(9回)
  • 5着:27.7%(26回)
  • 6着:39.4%(37回)

吉田選手の2023年前期の成績はこのようになっている。 デビュー直後の2021年の成績と比べると連対率に絡むことが多くなってきていることから、ボートレースがうまくなっていることがわかる。 気にかかるのは必ずと言っていいほど毎期フライングを起こしていることや、選手責任の失格や事前欠場が多いことだろうか。

また、平均STも決して速くなく、女子ボートレーサーとしてはともかくトップ層に食い込めるだけのスコアにはなっていない。

コース別3連対率とコース別平均STからみる吉田選手の得意コース

2023年前期の吉田選手のコース別成績
2023年前期の吉田選手のコース別成績

吉田選手はかなりインコースが得意なようで、インコースでは3連対率が跳ね上がり、平均STもよくなる。 逆にアウトコースに追いやられると成績が落ちるだけでなく、平均STも遅くなる有様だ。

艇番別の進入コースはほぼ枠なりになっているので、艇番=コースと考えてもよいだろう。

コース名3連対率平均ST
1コース41.7%0.17
2コース43.8%0.19
3コース31.2%0.16
4コース7.1%0.23
5コース12.5%0.21
6コース0.0%0.21

吉田選手に賭けるのならインコース!

上記の調査結果から、吉田選手に賭けるのならインコースを取っているときに限る。 逆に6号艇に乗っている時には勝率0%なので、6号艇に乗っている吉田選手に賭けるのはやめておいた方がいいだろう。

インコースが得意な吉田選手が他のボートレーサーと対等に渡り合うためには、平均STの向上が必須と言えるだろう。

インコースが得意な選手は多いから他に武器がないと勝ち続けるのは難しいだろう

SNSで吉田彩乃と検索するといろんな人が出てくる

吉田選手のプライベートを調べようと各SNSで検索してみたが、それらしい人物は見当たらなかった。 雀荘経営者、バレーボール選手、幸運の女神、果てには「吉田綾乃」と一字違いの乃木坂46まで検索に引っかかる始末。

有名人に同姓同名や近い名前の人が多いとこういう時に不便だな。 吉田選手にはSNSを解説する際にはボートレーサーやボートレースの文言をぜひ入れていただきたい。

吉田選手も一般人からすれば有名人だが乃木坂には負けるだろうな

吉田彩乃選手の師匠は芹澤克彦、姉弟子は柴田百恵

姉弟子の柴田百恵選手
姉弟子の柴田百恵選手

吉田選手の師匠はG3での優勝経験もあり、A1級にも在籍していた芹澤克彦選手だ。 芹澤選手は吉田選手が生まれる前からボートレーサーとして活躍している大ベテランで、特に平均STが良い選手だ。

姉弟子はこのサイトのコラムにも取り上げたことのある柴田百恵選手で、優勝経験こそないが勝率の良い選手だ。

柴田選手は前に取り上げたことのある選手だ

吉田彩乃選手の趣味は近年注目が高まる御朱印集め

ボートレース宮島で販売されている御来場印
ボートレース宮島で販売されている御来場印

休日は家でYOUTUBEを見たり漫画やアニメを見ている吉田選手はインドア派に見えて意外な趣味がある。 その趣味は御朱印集め!

御朱印はA1級の高田ひかる選手も趣味にしていたり、ボートレース宮島で御来場印という御朱印のボートレース版を始めたりと実はボートレースにも関りがあるのだ。

ボートレース宮島で貰える御来場印はA1級の正木聖賢選手が書いていて、かなり良い品質になっているぞ。

吉田選手はレアな御朱印は持っているのだろうか

まとめ:吉田彩乃選手は平均STがよくなればこれから活躍できるであろう期待の選手

  • 実家がトレーニングジムを経営している吉田選手は養成所に一発合格!
  • 水神祭以降成績が徐々に伸びていて特にインコースが得意
  • 6号艇に乗った際には勝率が悪いので賭けないように
  • 趣味は流行の御朱印集めでボートレース界でもあやかる動きがある

今回の記事では126期の女子ボートレーサー吉田彩乃選手を紹介してきた。 デビュー当時はあまり成績の良い選手ではなかったが、初勝利を挙げてからは徐々に成績もよくなってきている。

養成所に一発で合格していることからも能力自体は決して低くないので、これからに期待が持てるだろう。 吉田選手がこれから勝ち続けるには平均STの向上が必須なので、師匠の芹澤選手からコツや技術を学び取ってほしい。

趣味や実家など他とは少し違うボートレーサーだな

スタートがよくなれば一気に化ける可能性のある選手だ

オーバークロック
オーバークロック
神奈川出身のライター。パソコン一式を買い替えようとした資産を競艇予想サイトを使って増やそうとした結果、見事に悪徳競艇予想サイトに当たってしまいすべて溶かしてしまう。同じ被害者を出さないように今日も活動中。

掲載の内容はあくまでもライター独自の見解であり、その正確性・再現性を当サイトでは保証いたしかねます。

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